今の自分を知ることで、安心と喜びを生きる

 5月中ノイバラたちが満開に咲き出してる。
棘は鋭いけど、花びらはとっても繊細で柔らかくて、香りは胸いっぱいに広がる華やかな甘さ。

ほっと心を緩めてほどかしてくれる感覚が広がる。

 そういえばバラの棘ってなんであるんやろ?って調べてみたら、動物から自分の身を守るため、そして、周りの植物達を頼って自分を支えてもらう為でもあるんだって。

一見棘だけみると自己防衛してるだけかのように見えてたけど、見方を変えると子孫繁栄のために自分を大切に扱い守っていく姿やし、それだけやなくて周りを信頼して自分を預けるためにも使うというところがなんだかグッときたわたし。

自分が出来ることは責任を持ってやって、自分だけでは生きていくことは難しい事を自分自身がちゃんと知っていて、周りを信頼し委ねるということ。 
そして与えられた環境で自分を生ききり次の世代へパスしていく。

植物達は自然にそれをやってるなってさ。

「自分を知る」ということ。

大きすぎず、小さすぎず、今の等身大の自分。

今の自分が出来ることって何?
今のわたしのキャパシティってどんなもん?

何が出来て、何は難しい?

「今」の自分(等身大)を自分自身がちゃんとわかってあげることで、自分という存在の使い方や差し出し方がわかってくる。


優しくて、誰かが笑顔になることが幸せだと想う人ほど自分が自分を知ってあげて大切にする事で、自分の心地よい丁度いい形で自分を誰かに差し出すことができるようになる。


自分が自分を知らず、でも誰かに自分をわかって欲しくてってなってる時は、勝手に自分のキャパを超えてまでなにかを与えようとして疲れたり、相手の期待に応えようと自分を大きく見せてプレッシャーに押し潰されそうになって苦しくなる。


今の自分の出来ることが見えてくると、できない事を誰かに素直にお願い出来る謙虚さや今の自分からまた一歩成長していく為のプロセスとして学ばせてもらうという謙虚さが生まれてくる。


自分を知れば知るほど、自分に優しく安心できて、周りにも貢献できる存在として動いていける。

キャパが狭くてなにかやりたくても苦しくなって続けられなかったわたしがそこに気づけた時、なんと安心したことか。笑笑


日々植物たちと触れ合いながら、とてもシンプルな生き方を見せてもらえる。

ありがたいなぁってさ。

わたしの受けとったものが、誰かの安らぎのひとしずくとなれば幸いです。

今日も読んでくれてありがとう♡

kumi












ひとしずく

自然と溶け合い生きている日々をつづり、一人一人のいのちがこの世界のひとつのしずくとして、あいの波紋を広げていけたらといつも想い生きています。 花療法、Qigong 、Retreat senter「森の唱」を通して、わたしに出来ることお伝えしていきます。

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