森の散歩
森の散歩中ふっと、
森の木々に、「わたしになにかできることはありますか?」と尋ねてみた。
すると、
「あなたがあなたのいのちといてくれればいい」と優しく応えてくれた。
その瞬間はっとし、その木を背にただその木と同じようにその場に佇んだ。
なにかを感じようとすることも手放し、ただそこにひとりのわたしとして佇んだ瞬間、周りの全てが立ち現れて、そのひとつひとつがキラキラと輝いてそこに、生きてた。
わたしが安心すると、優しく風が吹き始め、鳥たちが近くに寄ってきてそれぞれが葉っぱの下をくちばしでつついたり、キツツキが木をつついて音を奏で出したり。
今日も森たちに大切ななにかをもらった気がする。
ありがとう。
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